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乳がん実録(5) 術後抗がん剤治療は大変だったが完了しホルモン療法へ

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右乳がんの部分切除手術の約5週間後から放射線治療を開始し、放射線治療を開始して、約7週間かけて計30回の放射線照射を行って完了するとすぐに、娘の大学受験期間に入りました。本来は術後抗がん剤治療をするところでしたが、主治医の先生に、受験終了まで延期をお願いしていました。吐き気などの副作用で足手まといになりたくなかったからです。

その受験の最終日にお弁当を持たせて送り出してから、半年ごとのさまざまな検査の初日の骨シンチのために、自転車で病院に向かいました。この検査は2度目で、午前中にレディオ・アイソトープの薬剤を注射し、一旦家に戻って昼食を食べて、午後に骨シンチの撮影に行きました。保険適用で3割負担なのに1万7,000円もかかりました。高い!

翌日は採血、腹部超音波検査と乳房造影MRIで、その次の日は胸部CTでした。この2日間で計1万6,000円超かかりました。

腹部超音波検査の時、技師の人に「卵巣や子宮も見えますか?」と質問したところ、「見えます。でも、小腸・大腸は見えません」とのお答えを頂きました。

後日、主治医の先生に胃がんや大腸がんの検診は必要ですかとお尋ねしたら、やはり腹部超音波では消化管は見えないので、自分で受けに行くことを軽く勧められました。乳がんが胃や大腸に転移することは稀だから、乳がん患者の定期的な検査に組み込まれてないのでしょう。ちなみに、後日副主治医の先生から、腹部超音波で胃がんが発見されたら手遅れだと言われました。

主治医の先生の診察では、血液検査の腫瘍マーカーも、その他の検査も、転移・再発なしというほっとする結果でしたが、いよいよその4週間後から術後抗がん剤治療を開始することが確定しました。

思わず、「副作用が軽いものがいいんですが」とゴネてみたら、先生は「だったらやらないことにすべき。ただし、やらなければ、最終的に転移・再発した場合に、抗がん剤をずっと続けなければならなくなります」と言われました。私は慌てて「やります!」と宣言しました。

抗がん剤治療は合計約半年間を、前半はパクリタキセル、後半はFEC(CEF)の3種混合の点滴で行うとのことでした。初回は二泊三日の入院で実施ですが、副作用が重篤でなければ一泊で外泊可能です。

パクリタキセルは週1回の点滴を3回行い、4週目は休みというスケジュールです。タキサン系の抗がん剤で副作用としては脱毛が避けられず、痺れや味覚障害といった末梢神経障害の可能性もあります。

私は右手中指の手根管症候群や原因不明の一時的な背中の痺れを経験していたので、「痺れや味覚障害は嫌ですけど」と訴えたら、痺れ対策として、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)エキスという漢方薬とメチコバール(ビタミンB12)を処方してくださいました。もっとも、手根管症候群の時にもビタミンB12を処方されたものの効き目がなかったので、こちらは期待しませんでした。

一方、約3カ月後から開始予定のFEC(CEF)の3種混合は「吐き気などの副作用がきつい」とのことで、憂鬱でした。先生からはさらに、「血管がダメになる可能性もあるから血管の中にカテーテルを入れますか?」と尋ねられましたが、怖さを感じたので「結構です」と見送って頂きました。

抗がん剤治療開始までの4週間の間に、旅行に行ったり、気休めで味覚障害対策として亜鉛のサプリや、免疫力対策としてシイタケ菌糸体を買ってみたりしました。また、パクリタキセルの副作用としての爪の変色・変形の可能性に備えるためのオイルを、プレスタの通販で追加購入しました。

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パクリタキセルの主な副作用は脱毛と味覚障害だった

ついに抗がん剤治療が始まりました。初回は2泊3日の入院でした。6人部屋に4人いて、全員が抗がん剤治療の患者でした。全員私よりも年配の女性で、みんな表情が硬く、会話もありませんでした。

病院によっては手指の痺れ対策のためにフローズン・グローブを使ってくださるそうですが、私の病院では入院の場合は保冷剤のようなものを使ってくださり、通院の場合は自分で持参することになっていました。

点滴は午後に始まり、最初に抗アレルギー薬のステロイド剤、次にパクリタキセル、最後に浸透させるための生理食塩水、の三種類の点滴でした。点滴の注射針はお医者さんが刺してくださいました。ちなみに、抗がん剤治療を繰り返すうちに分かりましたが、外科医でもこの注射針刺しが得意な人と苦手な人がいるんですね。

パクリタキセルの点滴が始まると、痺れ対策の保冷剤を手指で握るように指示されました。また、私が持参していたアイスノンはタオルで巻いて足の指に使いました。素足だと凍傷になる恐れがあるとのことで、靴下着用でした。

倦怠感はありましたが、当日も翌朝も特に重篤な副作用を感じなかったので、翌朝外泊許可を取って、家に帰りました。具合が悪くなったら病院に戻ることになっていましたが、そのまま家で夜寝て、その次の日に病院に行って退院手続きをしました。入院医療費は保険適用の3割負担で6万円台でした。

パクリタキセルの副作用って大したことないと安心していたら、副作用は点滴の翌々日から徐々に出てきて、5日目くらいまで続きました。私が毎回経験した副作用は、軽い関節痛と筋肉痛、軽い便秘、多少のムカムカする気持ち悪さ、そして恐れていた味覚障害でした。

それでも、日常生活は、家事を含め、何とかほぼ普通通りにできました。味覚障害で辛い味が分からなくなって、料理の味付けに困ったくらいです。味噌汁は、味見しても分からないので、色で判断するしかなくなりました。

味覚障害以外は6日目からは回復に向かい、元気になったと思ったところで、次のパクリタキセルの点滴の日を迎えました。2回目からは自転車で通院して点滴をしました。

午前中に白血球の数や貧血の有無などを調べるための血液検査をして、大急ぎで家に戻って昼食を食べ、再び病院に行って午後に診察と点滴です。副主治医の先生に、白血球の数は正常値と言われました。

抗がん剤患者ばかりが大勢いる部屋で、リクライニングの椅子で点滴を行いました。家から持参した保冷剤を保存袋に入れてタオルを巻いて、痺れ緩和対策としました。点滴は約2時間かかりました。パクリタキセルの通院での点滴は、毎回3割負担で1万1,000円台でした。高い!

疲労・倦怠感や軽い吐き気、軽い関節痛・筋肉痛や便秘といった副作用は、点滴の翌々日くらいから5日目くらいまで続きましたが、味覚障害はずっと続きました。体力が弱ったようで、皮膚に湿疹が出て皮膚科に行ったこともありました。歯の被せものが取れて歯科医を受診した際に、抗がん剤治療中と言うと、最後に口の中を消毒してもらえました。

3回目の点滴の頃から、いよいよ毛髪が目立って抜け始めました。初回点滴から2、3週間で脱毛開始というのが一般的と言われていますので、まさにその通りです。抜け毛が散らばらないように、使い捨てヘアキャップを毎日かぶり、外出時にはその上から帽子をかぶりました。毎日、毛髪がものすごい勢いで抜けるのには、気が滅入りました。

結局、毛髪は全部抜けました。さらに他の体毛も抜け、とりわけまつげがなくなったのは、目にゴミが入らないかいつも心配でした。また、味覚障害がずっと続く一方で、足に軽い痺れを感じることもありました。

パクリタキセルの点滴治療中に、子宮頸がんと子宮体がんの検査を受けに行きましたが、がんはありませんでした。

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FEC(CEF)は吐き気と血管炎で大変だった

パクリタキセルが終わり、FEC(CEF)の点滴が始まりました。今度は、パクリタキセルとは比べ物にならないくらい、吐き気と血管炎の副作用が大変でした。初回から通院で行いました。点滴は吐き気止めから始まって、3種類の抗がん剤に、最後に生理食塩水で、何と4時間もかかり、保険適用の3割負担で約2万2,000円でした。高い!

帰宅時は大丈夫でしたが、夕飯の支度をしていたら、点滴の吐き気止めが切れたのか、猛烈な吐き気が始まりました。私は妊娠時のつわりも結構重かったのですが、それよりもさらに大変な吐き気でした。

吐き気止めを飲みましたが、吐き気は完全には収まらず、まともな食事が食べられず、飲み物やバナナを辛うじて食べることができた程度でした。翌日病院に行って、副主治医の先生に吐き気を訴えたら、吐き気止めと水分補給の点滴をしてくださいました。でも、吐き気が消えたわけではありませんでした。

結局、点滴の日から3日間は、吐き気止めを服用しても吐き気が消えず、一日中ほとんど動けませんでした。4日目からは吐き気は薄れてきましたが、完全になくなったわけではなく、妊娠時のつわりの時のように、限られたものしか食べられなくなりました。家事はかなり滞りました。

6日目に主治医の外来があったので予約なしで行って、2時間待ちの末、相談しました。結局は「自分次第」だけど、「普通は吐き気が辛いからやめたりしない」と言われました。結論は、FECの点滴量を1割減らし、吐き気止めの処方量を増やすというものでした。

その後、基本的には吐き気は収まりましたが、思い出すとムカムカと気分が悪くなり、食べ物も限られたものしか食べる気が起きませんでした。

FEC点滴から1週間後に病院に採決に行ったら、白血球が正常値の半分しかなく、その日と翌日に白血球対策のノイトロジンの皮下注射をすることになりました。その日は7,000円、翌日は6,200円の支払いでした。高い! この注射をすると、4日後に発熱し、抗生剤を処方してもらうことになりました。

吐き気が収まっていた時に一度電車で出かけて友人に会いましたが、カフェで1時間ほど座って話すだけで、かなり疲れて気分も悪くなって焦りました。思った以上に体力が低下していたのです。

3週間おきのFEC点滴のたびに、同じような展開となりました。点滴直後の3日間くらいは、吐き気止めを飲んでもかなりの吐き気があり、1週間後の採血で白血球の大幅減少が明かになって、対策のノイトロジン皮下注射を打って、その4日後に発熱、という感じです。

さらに、貧血で横になることが増え、抵抗力が落ちて、あちこち痛くなったり、皮膚にできものができたりしました。皮膚科も受診しましたが、最も困ったのが口内炎や歯肉炎で、吐き気が収まってきても、食事や歯磨きをするのが大変でした。次の受診時には、口内炎にも効くという胃潰瘍の薬と解熱剤を処方して頂きました。

また、がんサポートのサイトに、医師の話として、「口内炎は、漢方の半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を水に溶かしてうがいすると治りが早い」とあったので、ドラッグストアで半夏瀉心湯を買って、水に溶かしてうがいをしました。確かに、口内炎は楽に感じるようになりましたが、この漢方はとにかく味がまずいのが難点で、うがいをするのもかなり大変でした。

爪の変色はありましたが、毎晩必ず保湿用のオイルを塗って保護に努めたせいか、割れたりするようなことはありませんでした。

3回目のFECの点滴をした頃には、左手の腕の血管炎がひどくなっていました。右のリンパ郭清をしていたので、なるべく左手で抗がん剤の点滴をしていましたが、血管が赤紫色に見えるようになり、CTやMRIの造影剤も使えなくなり、細い針の血液検査すらも可能な血管を探すのが大変に状態になってきました。抗がん剤だけは、左手で使える血管が見つからないと、右手で点滴を打つようになりました。

FECの4回目が抗がん剤治療の最終日で、相変わらず吐き気はありましたが、これで終わるかと思うと、それまでよりも前向きに明るく乗り切れました。

抗がん剤治療が終わると、体力が徐々に回復し始め、味覚も元通りになり、毛髪も少しずつ戻って来ました。抗がん剤で全身がいろいろ大変だった時期は、自分が人間としての体をなしていないと落ち込んでいましたが、回復し始めると希望が湧いて前向きになれました。

特に毛髪の復活は嬉しかったのですが、苦労したせいか、年齢のせいか、白髪が沢山生えてきました。

ウィッグの購入時に店員さんから「抗がん剤で地肌がダメージを受けているから、髪を染めるのは、治療終了後1年経ってからにしてください」と言われていました。治療終了から半年後に主治医の先生がそろそろ大丈夫とおっしゃったので、まずはヘアマニキュアから始めました。

治療終了からちょうど1年後に本格的に髪を染めましたが、若干地肌に染みて痛いように感じました。

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抗がん剤の後遺症

抗がん剤治療が終わってからもう3年半近く経ちましたが、未だに左の腕の血管は元通りに回復しておらず、血液検査の時に使える血管を探すのにひと苦労の状態が続いています。

抗がん剤の治療中には好きな曲を聴いて苦しさを紛らわしていましたが、現在に至っても、その曲を聴くと、反射的に抗がん剤治療室と猛烈な吐き気を思い出すようになってしまいました。精神的なトラウマかもしれません。

もう2度と抗がん剤を打ちたくないというのが本音ですが、将来がんの再発・転移が見つかってしまったら、やはりまた抗がん剤を選択するだろうなと思います。その際は、もう使える血管がないから、カテーテルを入れるしかないんだろうな、と思います。

吐き気や脱毛や血管炎などのあらゆる苦痛に耐えて抗がん剤治療をしても、転移・再発がないという保証はありません。ですから、他の人に安易に抗がん剤治療を勧めるつもりはなく、あくまでも本人が決断すべきことだと思っています。

それでも、同じ時期に乳がんの診断を受けた高校の同級生の大事な友人が、私よりも早期のステージIだったのに抗がん剤を断固拒否して手術から3年後に亡くなり、ステージIIだった私は4年半経った今も転移・再発なく普通に生活できているという現実があります。その友人に対して、抗がん剤も検討してみるべきだ、と助言すべきだったのではないか、という思いはあります。

ホルモン療法開始

なお、最後のFECの点滴の直前に、半年ごとの一連の検査と主治医の診察があり、点滴の20日後からホルモン剤治療が開始となりました。エストロゲン合成を抑えて乳がん増殖を抑制する薬で、1日1回、何年も飲むことになりました。薬代は保険適用で3割負担でも3カ月で1万3,200円程度です。高い!

副作用としては、この薬で閉経になり(若い人はそうならないタイプの薬が処方されます)、それに伴って更年期や閉経後の人が悩むのと同じ症状に見舞わることになります。更年期特有のホットフラッシュなどは既に経験済みでしたが、一番怖いのは骨粗しょう症のリスクが増すことです。このため、カルシウム摂取を心がけるようになりました。

抗がん剤対策グッズ

*髪の毛が猛烈な勢いで抜ける期間には、抜け毛が散らばらないように使い捨てヘアキャップを重宝しました。暑い時期は、家の中ではこれのみを着用して過ごしていました。

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*抗がん剤で脱毛が始まると、敏感な頭皮のために低刺激性のシャンプーに切り替えました。

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*脱毛中や毛髪復活の初期の間は、ウィッグの代わりに帽子で外出することも多かったです。夏用・冬用が必要で、洗い替え分も用意しました。
  
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COCOLO楽天市場店:医療用帽子ラインナップ

*既製品ウィッグのほうがオーダーよりもお手頃価格です。

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*地毛がある期間は、地毛をまとめてネットをかぶってから、その上にウィッグをかぶります。

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*ウィッグには専用のシャンプー、コンディショナー、ニオイ防止スプレーが必要です。ウィッグのシャンプ―時にはブラシも使います。
 
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*ウィッグを置いたり乾かしたりするハンガー/スタンドが必要になります。

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*頭皮の地肌の上に、洗濯可能なガーゼキャップを着用し、その上に帽子やウィッグをかぶるようにしました。
 
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*抗がん剤副作用で爪がダメージを受けやすくなるので、毎晩寝る前に爪用のオイルを塗りました。

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