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乳がん実録(2) 病院を決めていろんな検査、がん治療はお金がかかる

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人間どっく専門クリニックで、マンモグラフィーと乳房超音波検査で右乳房に乳がんの疑いがあるしこりが見つかり、その場で右乳房に針を刺して、細胞診を受けました。結果が出るまでの10日間を、不安な気持ちで過ごしました。

その間、2人の占い師に見てもらいました。1人は「がんではありません、大丈夫」と言いましたが、もう1人は「右の胸から脇にかけて何かあります」と言いました。実は、微かに乳腺や右の脇の下が張っているような感じが時々していたので、ぎょっとしました。

後で手術したら、実際にがんが右の脇の下のリンパ節まで来ていたのが判明しましたから、2番目の占い師は大当たりでした。ただ、それ以来その占い師のところには行かなくなりました。占いはいい話しか聞きたくなくなったからです。

細胞診の結果はクラスIVの悪性

6日目に、細胞診で右胸に針を刺した後の内出血がひどくてなかなか治らないので、クリニック電話をしましたが、看護師さんに「どんどん広がって、痛みがするのでなければ、様子を見て頂ければ、と思います」と言われただけでした。

いよいよ、細胞診の結果を聞きに行く日が来ました。

最初に4日前に電話で質問した内出血の話から入ったので、がんはなかったのかと期待しました。しかし、結局女医さんは「やっぱりがんでした」とおっしゃいました。

これで私は、かすかな希望の光も失ってしまいました。比較的冷静でいられたのは、まだ早期発見で完治の見込みがある、と思っていたからです。

カルテには、5段階のローマ数字のIV(4)のところにマルが付けてありました。5段階のクラスの1と2が良性で、3がグレー、4と5が悪性だそうです。

もっとも、この細胞診だけでは正式ながんの診断の確定にはならず、治療を行う病院でさらに組織診を行って最終的に確定することになります。

病院選びは大事

そこは人間どっく専門のクリニックだったため、乳がんの治療を行う病院に紹介状を書いて頂くことになりました。でも、どの病院にするか決められず、宛先に病院名なしで書いて頂くことにしました。

ちなみにどの病院がいいか尋ねたところ、まず「通いやすい病院がいいです」と言われました。その理由は、「温存手術が可能だと思いますが、放射線治療で週5日、何週間か通うことになるだろうと思います」というものでした。

実際、後で私は部分切除手術と、その後週5日の放射線治療を6週間、合計30回受けに病院通いをすることになりましたので、通いやすい病院にして大正解でした。

なお、それ以外の病院選びのポイントについて、その女医さんは「大学病院なら大丈夫です」「大学病院から(医師が)来ているなら、差はありません」とおっしゃいました。また、「大学病院なんかでは、手術で1、2カ月待つのは普通です」ともおっしゃいました。

随分大学病院にこだわっておられましたが、乳がんの治療は日進月歩ですから、最先端の知識があるお医者さんなら大丈夫、という意味なのでしょう。

がんとなると、どうしても5年後・10年後生存率が気になりますが、実際には病院によって治療成績には結構差があります。ですから、通える範囲で自分が最もいいと思う病院を選ぶことが、大事になってきます。

実は、遠隔地に住む父が喉頭がんで亡くなった時、親戚から「どうして〇〇病院に行かせてあげなかったの?」と非難されました。でも、その病院は遠すぎて、見舞いに通う母などの生活を考えても、無理でした。

ところで、厚生労働省は全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、2017年4月1日時点で、全国にがん診療連携拠点 病院を400箇所、地域がん診療病院を34箇所、指定しています。

また、主ながんについて、東京都は専門的ながん医療を提供している病院を「東京都がん診療連携協力病院」として、独自に認定していますし、大阪府も指定要件を充足した病院を、がん診療拠点病院として公表しています。他の道府県でも、名称は少しずつ異なりますが、似たような趣旨の拠点病院のリストがあります。

さらに、私のような素人患者にも分かる情報としては、病院によっては公式サイトで、主ながんの年間手術件数や特別な治療法が可能かどうかを開示しています。また、担当医師の経歴や、日本乳がん学会認定医・乳腺専門医・指導医に認定されているかどうかも、大体分かるようになっています。

外科手術ですから、どうしても医師個人の上手下手はあると思いますが、誰もが「神の手」の名医に担当して頂けるわけでもありません。私の場合、有名病院の名医のコネなど皆無で、私立病院の名医に多額の手術の謝礼金を払える経済的余裕もありません。

悩みましたが、結局、自転車で通えるところにある大病院に、日本乳がん学会認定医・乳腺専門医・指導医のお医者さんがいらっしゃったので、そこに決めました。その先生の外来担当の日に、紹介状を持って行って初診受付をして、1時間以上待ってようやくその先生の診察室に呼ばれました。

セカンドオピニオンを求めて複数の病院を受診する時間的余裕がある人は、是非そうするべきだと思います。しかし、私の場合は、初対面で先生が「長い付き合いになると思うので」とおっしゃってくださったのをとても心強く感じたので、その先生を主治医として信じていこう、とその場で決めました。

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細胞検査でがん診断確定、いろんな検査でお金がどんどん出て行く

その日のうちに主治医の先生の触診を皮切りに、いろんな検査を受け始め、保険診療なのにものすごい勢いでお金が飛んで行きました。がんの治療はお金がかかるんですね。

がん保険に入っていて良かった、と思いました(ただしがんの種類によっては給付金が出ない場合もあるそうです)。

お金持ちだったら保険外のお値段青天井のいろんな選択肢もあるのかもしれませんが、我が家の場合は保険適用の標準治療以外の選択肢はありません。また、貧困家庭だと、もしかしたら標準治療すらまともに受けられないんじゃないかと思いました。

家が近いから、次の検査の待ち時間の間に昼食で帰宅できて楽でした。それでも、テレビでスタイルのいい女性を見ると、自分はいずれ乳房を失うか部分切除で形が変わるんだ、と思って落ち込みました。

初診の日は、マンモグラフィーと乳房超音波を受けて、再び主治医に呼ばれました。腫瘍のサイズはその時点では1センチ弱とのことでした。ただし、その後いろんな検査を経ていくうちに、子供が絵に描くいびつなお日様のように、楕円形のものから外側に向かって細い線状の枝が多数伸びている状態だと言われました。つまり、直径1センチ弱だから小さい、と単純に喜べないと分りました。

その日のうちに、血液検査、耳の出血止まり具合検査、尿検査、心電図、呼吸検査、肺のレントゲン(X線)、乳房造影MRIの検査をこなしました。その日だけで、保険適用で3割負担でも、1万7,000円台の診療費を払いました。高い。

後日、造影CTを受けに病院に行き、保険適用の3割負担で6,000円弱の診療費でした。

別の日には超音波検査に行きました。その場で局部麻酔で右乳房の針生検もありました。針は方向を変えて3回刺し込まれ、麻酔がされていても少し痛かったです。自転車で帰宅する間も、道がデコボコして揺れるたびに、傷口が痛かったです。超音波と針生検の組織検査で、1万2,000円台の診療費でした。高い。

組織検査の結果が出て、診察に行くと、主治医の先生が作成してくださる病状等説明書には、「右乳がん」と明記されていました。私は正式に「がん患者」となりました。

その時点では、「転移はまだ始まっていない可能性」「まだリンパ節にがんが流れていない可能性」が高いとの見立てで、「乳房部分切除」と「手術中の見張りリンパ節摘出検査(センチネルリンパ節生検)」という方針が決まりました。ただし、いざ手術をしたら、実は右の脇の下のリンパ節に転移していたと判明しました。

がんの正式診断が出た時点でも、その後も、主治医の先生は「ステージI」か「ステージII」なのか、はっきりと私におっしゃったことは一度もありません。

私が「ステージはいくつですか?」と尋ねたところ、「ステージはあまり意味がありません。ステージIでも死んでしまう人もいるし、ステージIVでも何年も生きる人もいます」とのお返事でした。

実際、先生の病状等説明書を読んだ限りでは、がんの正式診断が出た時点ではステージIと思われていたようですが、実際に手術とセンチネルリンパ生検をしてみたら、ステージIIだったようです。

手術は、最初に人間どっくで引っかかってから2カ月と10日後、この病院での主治医の初診から1カ月と20日後に行われることに決まりました。

さらに後日、骨の転移の有無を調べるために骨シンチの検査も受けました。放射性薬品を微量注射され、その4時間後にがんの有無を調べる台の上で30分じっとしていなければならないという検査でした。保険適用でも1万7,000円台の診療費でした。高い。また、別の日に造影超音波検査に行き、5,000円台でした。

検査と並行して、手術直後に必要な前開きのパジャマや前開きのソフトブラや肌着を、近くのスーパーや通販で購入しました。手術の日が近づくと、全身麻酔への恐怖や、がんの転移が見つからないだろうかとの不安で、落ち着かない日々になっていきました。

手術直前に、昔務めていた会社の同僚が、原発不明がんで死亡していて、元同僚で集まってしのぶ会を執り行う、と案内が届きました。しかし、この時の私はがんで死亡した人のための会に出席できる精神状態ではありませんでしたので、欠席しました。

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