フィギュアスケート

今週は世界ジュニア選手権、トリプルアクセル紀平梨花、ロシア4回転少女に注目

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フィギュアスケートの世界ジュニア選手権がブルガリアのソフィアで、現地の3月7日(水)のアイスダンスのショート・ダンスとペアのショート・プログラムを皮切りに開幕する。なお、現在時間の日本に対する時差は7時間遅れだ。

競技初日には、日本からアイスダンスに矢島榛乃/嶋崎大暉組、ペアに三浦璃来/市橋翔哉組がそれぞれ出場する。

男子シングルのショート・プログラムは現地時間の3月8日(木)11時15分から、フリー・スケーティングは3月10日(土)の11時から開始となる。

日本からは2017年11月の全日本ジュニア選手権で198.19点で優勝した須本光希選手(17、浪速中・高スケート部)と189.17点で2位だった三宅星南(せな)選手(15、岡山理大附高校)が出場する。ちなみに、須本選手は2017年12月の全日本選手権では225.76点で6位、三宅選手は199.95点で11位だった。

女子はトリプルアクセルの紀平選手とロシア勢の大技に注目

女子ショートは現地時間の3月9日(金)の11時15分から、フリーは3月10日(土)の16時から始まる。日本からは全日本ジュニア選手権で193.46点で優勝した紀平梨花(きひらりか)選手(15、関西大学KFSC)、190.03点で2位の山下真瑚選手(15、グランプリ東海クラブ)、172.97点で4位の横井ゆは菜選手(17、中京大中京高校)が出場する。

注目度が最も高い紀平選手は、平昌五輪4位の宮原知子選手と同じ濱田美栄コーチの門下生で、全日本選手権でもトリプルアクセルを成功させて208.03点を叩き出し3位となった。山下選手は全日本で183.34点で10位、横井選手は192.99点で8位だった。

紀平選手は全日本の直前の2017年12月のジュニア・グランプリ・ファイナルのフリーで、女子史上初のトリプルアクセル-トリプルトウループの連続ジャンプを成功させたものの、192.45点で4位となって表彰台を逃した。

この時の1位から6位までは、紀平選手以外の5人はすべてロシア勢で、そのうち上位4人は平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手や銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ選手と同じエテリ・トゥトビレーゼ女史の門下生だった。優勝したアレクサンドラ・トゥルソワ選手(13)は4回転サルコウが跳べ、女子シングル新時代を示唆している。

テレビ放送予定は、フジテレビが3月11日(日)の深夜1時55分~2時55分。また、BSフジで3月17日(土)の午後3時~4時55分に放送予定。

また、CSのJ SPORTS 4では、ペアが3月14日(水)の午後8時~深夜0時、アイスダンスが3月15日(木)の午後8時~深夜0時、男子シングルが3月16日(木)の午後8時~深夜0時、女子シングルが3月17日(土)の午後8時~深夜0時5分、エキシビションが3月18日(日)の午後7時30分~10時の放送予定。

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