目にも紫外線対策でサングラスや色付き眼鏡を買う前にチェックすべきこと

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皮膚のために過度の紫外線を避けましょうという風潮が定着して、もう久しくなります。私の子供の頃は、田舎育ちだったこともあって、夏休みの終わりに日焼け度合いを競う「黒んぼ大会」なるものが、小学校の行事として実施されたこともありました。今だったら、言語道断ものですね。

昨今では、紫外線対策は、こと女性に関しては唇も当たり前になってきましたが、もう一つ気になるのが目です。

若い頃は、サングラスをするのは顔が分かると困る芸能人か、カッコつけている人だけ、と思っていました。このため、茶色っぽいサングラスあるいは度入り眼鏡をかけているオバサンを見ると、何を気取っているんだろう、と不思議に思ったものでした。

でも、今は理解しています。紫外線対策としてサングラス、あるいは色付きレンズの眼鏡をかけている大人が結構いることを。

長時間の多くの紫外線は目にもリスク、レンズは紫外線透過率に注目

もっとも私は、眼科に定期的に通うようになっても、主治医の先生からサングラスをかけるように指示されたことは、一度もありません。

お医者さんによると、元々目には紫外線を防ぐ力があるため、毎日多少の紫外線にさらされる程度なら、特に問題はないそうです。

ただ、長時間外で仕事をするとか、登山などのアウトドアでの活動をする場合は、サングラスをかけたほうがいいとのことです。長時間強い紫外線にさらされ続けると、たとえば白内障のような目の病気につながる可能性もあるそうです。

なお、お医者さんからは、濃い色のレンズかどうかは紫外線カットの性能とは無関係であり、紫外線透過率をチェックすべきであることが大事、と指摘されました。また、紫外線カット能力の低いものの濃い(たとえば黒い)色のレンズで強い太陽の光を浴びると、瞳孔が開いてしまって、結果的に多くの紫外線を目に入れることになるそうです。

さて、特に屋外の仕事や活動に従事しているわけでもない私としては、絶対にサングラスが必要というわけでもありません。

それでも、目の病気(具体的には緑内障)を抱えている身なので、どうしても用心したくなります。ただ、本当に用心するなら、長時間のパソコンやスマートフォンの使用も目に悪いでしょう、と自分でツッコミたくもなりますが。

ということで、サングラスを買おうと思いついたのですが、どうせなら度入りのもの、つまり紫外線カット眼鏡にしようと決めました。私は近視ですがコンタクトレンズが嫌いなので、サングラスではなく、色付きの紫外線カットのレンズで眼鏡を作ることにしました。

濃い色のレンズで車の運転に支障は?

眼鏡屋さんに行って、いろいろ相談しているうちに、色付きの場合の新たな問題も発覚しました。車を運転する際の問題です。

たとえば、運転免許証用の写真については、各都道府県の運転免許の情報サイトを見ると、瞳を確認できないほど濃い色のレンズだと不可というところもあれば、色付きのメガネレンズは受付できません、というところもあります。

さらに大事なことがあります。眼鏡屋さんの説明では、濃い色のレンズの眼鏡で夜間運転すると(道路交通法)違反の可能性が高くなるそうです。JIS規格を見ると、視感透過率は昼間の運転では8%超が必要で、夜間の運転では75%以上が必要とのことです。

素人には技術的なことはよく分かりませんが、これらの条件に適合しているレンズかどうか、眼鏡屋さんで購入する前に、しっかりチェックする必要があることだけは分かりました。結果的に、私は50%の茶色のレンズに決め、夜間の運転では決して使用しないことにしました。

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この記事を書いた人

元会社員、新しいことを一生懸命学び続けるブロガーです。

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