フィギュアスケート

フィギュア本田三姉妹の妹2人も試合で活躍、自宅のトレーニング場公開

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11月13日の日本テレビ系「PON!」に、フィギュアスケート選手の本田3姉妹の末っ子で子役女優でもある10歳の本田紗来(さら)選手(京都醍醐ク)がVTR出演した。12日のインタビューの収録だったそうだ。

自身の典型的な1日のスケジュールについて、紗来は円グラフのような図入りのボードを持って説明した。夜10時台後半から朝5時までのところにはマジックの自筆で「すいみん」と書いてあった。午後から夜にかけて、リンクでの練習が8時間、さらに個人での(陸上)トレーニングが2時間とのことだった。夜の練習のため、夕食を家で食べることはあまりないが、その代わり、「朝は基本、みんなでご飯を食べるようにしてます」と話していた。また、試合に臨む姉・真凛選手に「お手紙」を書いて渡しているとのことだ。

自宅で父が作ったトレーニング場で、すぐ上の姉で女優でもある13歳の本田望結選手(関大中)と一緒に縄跳びをしている動画も、公開された。紗来選手は「駐車場にお父さんが作ってくれた、ジムみたいになっています」と説明した。壁には大きな鏡が張ってあって、自分の練習姿がチェックができるようになっていた。また、バランスボールやウェイトトレーニング・マシンもあった。

ちなみに、紗来選手は小学校の男子と一緒のマラソン大会で優勝したそうで、かなりの体力・持久力の持ち主のようだ。

紗来選手は全日本ノービスで優勝

本田望結・紗来姉妹については、女優業をしていて選手としての練習がおろそかになっているのではないかと懸念されそうだ。しかし、実際には自宅のトレーニング場を見ても分かるように、かなり恵まれた練習環境にあり、効率よく練習できているし、仕事のない日の朝から夜までの練習・トレーニング量はすさまじい。

「2足のわらじ」と言われながらも、紗来選手はちゃんと選手としての実績も残している。10月21日に滋賀県立アイスアリーナで開催されたフィギュアスケート全日本ノービス選手権2日目に、本田紗来選手は76.47点で初優勝している(昨年は4位だった)。

紗来選手の演技の映像の一部が「PON!」でも紹介された。全日本ノービス選手権では、紗来選手はまだ10歳ながら、3回転ルッツ、ダブルアクセル-トリプルトウループの連続ジャンプを見事に成功させた。ただし、トリプルフリップは回転が抜けるミスがあった。

ちなみに、デイリースポーツの10月21日付記事によると、紗来選手は早朝に姉の本田真凛選手(関大高)にメークと髪のセットをしてもらったが、真凛選手は「楽しんでね」と妹に言い残して、その日にグランプリシリーズのカナダ大会に向けて出発してしまったそうだ。

望結選手は全日本ジュニア出場決定

一方、本田望結選手は11月3~4日に福岡市で開催された西日本ジュニア選手権でショートとフリーの合計143.19点をマークして14位となり、11月24~26日に前橋市で開催される全日本ジュニア選手権への出場が決まった。

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