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羽生結弦が氷上で47日ぶり演技披露、仙台パレードは4月22日開催

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フィギュアスケートのソチ・平昌五輪2連覇の羽生結弦選手(23)が、2018年4月13日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザでの凱旋報告イベント「Continues ~with Wings~」で、思いがけず47日ぶりに氷上で演技を披露し、テレビの情報番組を含む各種メディアで報じられた。

羽生選手は右足首の怪我の治療を優先させるため、、自らがプロデュースの中心となったこのイベントで、トークはするが氷上演技はしない予定と、事前に報じられていた。

しかし、羽生選手はジャンプなしで、スピンとステップのみの演技をサプライズで披露した。演目は、羽生選手が8歳~11歳当時に演じていた「ロシアより愛をこめて」、シニア1年目の2010~2011年のフリーで演じた「ツィゴイネルワイゼン」、平昌五輪ショート・プログラムの演目の「ショパン『バラード第1番』」の3曲を披露した。衣装は「ツィゴイネルワイゼン」のものだった。

イベントの模様をCSのテレ朝CH2で放送

ちなみに、羽生選手が毎回同じ演技をする保証はないが、3日間開催されるこのイベントは、CSのテレ朝Ch2で放送される。4月15日の午後1時からの公演は生中継される。さらに、初日の公演は5月10日(木)の夜6時30分から、2日目の公演は5月11日(金)の夜6時30分から、最終日の公演は5月13日(日)の夜6時30分から放送される。

テレ朝Ch2はスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、auひかり、ひかりTVのいずれかと契約することで視聴できる。

来季は「なるべくたくさん試合に出て自分の演技をしていきたい」

4月13日の初日の公演終了後に、羽生選手は記者会見に応じた。デイリースポーツの2018年4月13日付の記事「【羽生結弦一問一答】今後は『勝てる』より『見せたい』プログラムつくる」によると、羽生選手は以下の興味深い発言をしている。

平昌五輪後、羽生選手は3週間安静にし、3月の終わり頃からリハビリを始めた。右足首の状態について、羽生選手は「五輪期間中も含めたら4週間弱安静にしていて、結果、五輪前よりも状態は良くなり、スピンだとかステップには痛みとしてだけではなく支障が出ないような状態になっている」と明かした。

また、来季のプログラムについて、羽生選手はまだ曲が決まっていないとした上で、「試合に出ることは自分の中でしっかりと決めている」「前はどうやって勝てるプログラムをつくれるかも含めて考えていたんですけど、これからは、割と自分の気持ちに正直に、自分がやりたいなと思う曲とか、見せたいなと思うプログラムを考えながら選曲して、振り付けもしていきたいと思います」と語った。

試合出場はグランプリ・シリーズからかとの問いに、羽生選手は「今のところはそういう風に思っています」と答えた。

その上で、羽生選手は「ループ、フリップ、ルッツに関してはまったくやっていない状態なので、それをやった時にどういう感覚なのか、痛みが出るのか分からないので、それも含めて再考しなくてはいけないとは思っているんです」「なるべくたくさん試合に出て自分の演技をしていきたいなと思っています」と話した。

4月22日に仙台でパレード、応援Tシャツはネット通販でも購入可

なお、羽生選手の故郷・仙台での「2連覇おめでとう」パレードは、2018年4月22日(日)の午後1時15分からの出発式の後、1時30分からスタートし、2時10分頃に終了予定だ。

羽生結弦応援グッズのTシャツはHMV&BOOKS onlineの特設サイトや、全国のローソン・ミニストップ店頭のマルチメディア端末Loppiでも購入できる。ネットでは早くも転売屋が出現しているが、パレードの実行委員会は営利を目的とした転売は行わないよう呼びかけている。

一方、4月11日から始まった東京・日本橋高島屋での「羽生結弦展」は4月23日まで開催され、その後は大阪・京都など全国7都市で開催予定だ。

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