最近朝起きたら、ちょっとした腰痛がすることが多くなりました。
腰痛は、乳がん患者である私にはギョッとする事態でもあります。というのも、乳がんの腰の辺りの骨への転移の初期症状の一つが腰痛だからです。
だったらさっさと主治医に骨シンチ検査をお願いすべきなんでしょうが、その検査は既に数カ月後の定期的な一連のがん検査に含まれています。検査日程を早めてもらわず、予定通りにしようと思っています。だって、怖いですから。
実は、以前も軽い腰痛や痺れがあったのでパニックして主治医に相談に行きましたが、結局それは乳がんの骨転移とは無関係でした。整形外科医に腰痛体操などを教わったりして、乗り切りました。
取りあえず、朝起きたら腰が痛い、という症状が出る原因を調べてみました。
寝返りが少ない人は、朝起きたら腰が痛くなりやすい
たとえば2018年2月27日にTBS系で放送された「この差って何ですか?」という番組内で、ちょうどこの問題が扱われていました。番組サイトに残っている情報によると、朝起きて腰が痛い人は、寝返りの数が少ない人が多いそうです。
仰向けの状態が続くと、内臓・内臓脂肪の重みが腰に長い時間負担をかけて、血管を押しつぶすため、筋肉が炎症を起こして、起床した時に痛みを感じるそうです。ちなみに、内臓・内臓脂肪の重さは、私達の体重の約4割を占めているとのこと。
一方、寝返りが多い人は、内臓・内臓脂肪の負担から血管が圧迫される時間が短く、血管が炎症を起こさないため、朝起きた時に痛みを感じないと考えられています。
言われてみれば、私は仰向けで寝ていることが多いと思いました。だって、寝返りすると頸を寝違えて朝起きたら頸が痛くなるのが嫌なので。しかも、体重も重いから、腰への負担は大きいかも、と納得しました。
ちなみに、番組では以下のような、簡単な体操をして、全身の筋力を柔らかくして寝返りを打ちやすくする方法を紹介していました(番組サイトより)。
1.肩をほぐす「簡単寝たまま体操」(5回で、計25秒)
(1)頭の後ろで指を組む。
(2)口から息を吐きながら、肘(ひじ)を広げて床に押しつける。
(3)肘を広げたまま、5秒間キープする。
(4)力を抜いて戻す。これを5回寝る前に行う。
2.腰をほぐす「簡単寝たまま体操」(左右10秒キープ、計20秒)
(1)片足を立て、体の反対へ。
(2)足を倒しながら、体をひねる。この時、腰の筋肉を伸ばすことを意識する。
(3)10秒キープを左右、合計20秒。
[originalsc]
寝返りしやすい寝具―高反発マットレス、枕
一方、寝具が原因で寝返りが打ちにくいという人は、寝返りしやすい寝具を選ぶ、という方法も検討してみる価値があります。
寝ている時に腰が沈むのが問題ということで、高反発マットレスというのも注目すべきではありますが、硬さは実際にその上で寝てみないと分からないので、こればっかりは通販ではなく実店舗に行って試してみてから決めることをお勧めします。
硬ければいいというものではありません。人それぞれに適した硬さがあります。私は入院した時にベッドのマットレスが硬すぎて腰痛になって困った経験があります。私は個人的には150N(ニュートン)だと自分には硬すぎると感じます。
ただし、自分に適した硬さが100Nとか120Nとか150Nとか、既に確信がある人であれば、通販という選択肢も可能でしょう。ただし、レビューコメントをチェックしてからが無難です。なお、高価なものが多いので、迷うようであれば、やはり通販ではなく実店舗に行って実際に寝てみてから決めましょう。
楽天市場: 高反発マットレス ラインナップ
Amazon: 高反発マットレス ラインナップ
また、寝返りしやすい枕を検討することもできます。枕だけなら、マットレスほど価格が高くはありません。なお、レビューコメントをチェックしてからが無難ですし、洗濯しやすさや抗菌などもチェックポイントになります。
楽天市場: 寝返りしやすい枕 ラインナップ
Amazon: 寝返りしやすい枕 ラインナップ
*小林製薬のシイタゲン-α顆粒は、シイタケ菌糸体エキスを1袋に600㎎配合。シイタケ菌糸体エキスにはα-グルカン、アラビノキシラン、β-グルカンなどの、体本来の力に大切とされる有用成分が含まれています。また、ビタミンD、グルタミンも配合しています。