タオルケットのダニ退治はどうする? ― 洗濯の前に60度以上の熱で撃退

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長い間洗濯していなかったタオルケットに、もしやダニが湧いているのでは、との疑念が生じました。

もちろん、種類によってはダニは日常的にいるものと分かってはいますが、もはや使用するのが危険なくらいダニが増えているのでは、と心配になりました。

一瞬、捨てようかとも思いましたが、もったいないので、何とかダニ撃退の方法がないものか、と色々調べてみました。

目次

ダニは洗濯では死なない、死滅させたければ60度以上の熱にさらす

最初に思いついた、洗剤と漂白剤で洗濯すればいいのでは、との考えが甘すぎることは、すぐに分かりました。

ダニは洗濯したくらいでは死にません。水中でも生きています。洗濯機に入れても、ダニは繊維の奥深くでしっかり繊維に絡みついて生き延びますので、水で流れてくれると期待すると、失望します。

では、どうすればダニは死んでくれるのでしょうか。

答えは「熱」でした。60度以上の熱にさらすのがいい、と分かりました。でもどうやって?

一般的には布団乾燥機です。ただし、ちゃんと密閉できて、タオルケット全体の温度が高くならなければ、十分なダニ退治効果は期待できません。

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私の場合は随分前に、家にあった布団乾燥機の使い勝手が悪かったため、処分してしまっていました。

他の方法はないでしょうか?

ちなみに、洗濯機に50度以上のお湯を入れたら、故障の原因になるので、絶対にやめましょう。以前うちに修理にきた洗濯機のエンジニアの方によると、機械のためには、40度近辺よりもさらに低い温度のぬるま湯で洗濯するのが望ましい、とのことでした。

では、他の方法はないのでしょうか?

洗濯の前に60度以上の熱風で乾燥してダニを死滅させる

ありました。答えは乾燥機の熱風でした。もちろん、熱風で乾燥できる繊維素材であることが条件です。でなければ、掃除機でダニを吸い取るか、諦めて捨てるか、になりそうです。

ドラム式の全自動洗濯乾燥機によっては、ダニバスターコースというものがあります。洗濯の前に、まず熱風乾燥でダニを死滅させてから、洗濯を行う、というものです。

自宅の洗濯乾燥機にダニバスターコースがない場合は、たとえばコインランドリーの乾燥機を使うこともできるでしょう。

一般家庭用の洗濯乾燥機だと、ダニバスターコースがなければ、乾燥時の温度が60度未満だったりしますので、どこまでダニ退治ができるか疑問です。

しかし、コインランドリーの乾燥機は、一般家庭よりも高温のことが多く、私の行ったコインランドリーでは、低音・中温・高温が選べ、高温だと70度以上でした。 よし、これならダニが撃退できます!

ということで、ダニ疑惑タオルケットは、洗濯前に60度以上の熱風で高温乾燥を実施し(私は70度以上で20分にしました)、それから洗濯すれば、ダニなしタオルケットとして、安心して使えるようになります。念のため、洗濯後に再び乾燥機で高温乾燥しましょう。

ダニの死骸やフンはアレルゲンとなる

ただ、ダニを乾燥機の熱風で皆殺しにするとなると、内部にダニの死骸が散らばると思われる点が気になります。洗濯乾燥機なら、続けて洗濯もしくはカラ洗いで洗い流すことができるかと思いますが、乾燥専用機だと、そのままでは、散らばったダニの死骸が残ります。

ダニの死骸やフンは、アレルゲンとなります。なので、コインランドリーでは、マナーとして、次に乾燥機を使う人のために、ハンディクリーナーとか硬く水を絞った布とかで、内部の掃除くらいはすべきでしょう。

というか、何気なく使っているコインランドリーの乾燥機で、前の人がダニ退治をやっていたとすれば、アレルギー体質の人には結構怖いです。使用前の内部洗浄機能が付いている機械が設置してあるといいのですが。

なお、無事にダニを撃退できたら、タオルケットは湿度が低く保てるような場所で保管しましょう。ダニは乾燥に弱いですから。

*布団にはダニを捕捉するシートもあります(3カ月有効)

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この記事を書いた人

元会社員、新しいことを一生懸命学び続けるブロガーです。

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