寒い季節になると憂鬱になることの1つに、皮膚を見ても何もできていないのに、やたらかゆみを感じることが多くなることです。
かゆみといっても、さまざまな病気が原因で痒くなっている場合は、原因となっている病気の治療が不可欠になります。でも、何も心当たりがなく、見た感じ何も皮膚にできていないのにかゆくなることも、実際私は頻繁に経験しています。
日本皮膚科学会の公式サイトのQ&Aのページによると、こういうかゆい症状を「皮膚そう痒症」と称しています。
かゆいのは肌の乾燥のせいだった
私は以前、寒い季節にお化粧をした頬がややかゆい、たまに若干痛がゆいと感じることもあって、皮膚科を受診したことがありました。発疹などは何も見当たりませんし、一応敏感肌用の化粧品を使っていました。
先生は私の頬をちらっと見ただけで、「肌が乾燥しています」とおっしゃって、保湿剤(ローション)を処方なさっただけでした。
驚きました。そんな簡単なことが原因だっただなんて。もちろん私は毎日朝晩に化粧水やら乳液やらを使ってはいたんですが、それでも不十分だったようでした。
ただ、言われてみれば、思い当たることがなきにしもあらずでした。当時私は四十路を迎える時期でしたが、その時は経済的に余裕があったので、某エステティックサロンに通っていたことがありました(今ではそういうサロンには全く無縁です)。
その時、エステティシャンのお姉さんが、「化粧水の浸透がすごいですね!」と単純に驚かれていました。その時は言われたことの意味が分からなかったのですが、今から思えば、肌が相当乾燥していますね、という意味合いだったのでしょう。
保湿ローションだけで本当にかゆくなくなるのだろうか、と私は当初半信半疑でしたが、実際にかゆみはなくなりました。その時は頬だけの問題でしたが、その後毎年のように冬になると体のあちこちの皮膚がかゆく感じることがあり、顔と同じく保湿ローションで対応しています。
冬の気候は湿度が低く、しかも室内ではエアコンで乾燥しますので、季節的に肌の乾燥も進みやすくなります。
加齢で乾燥しやすくなる
改めて、日本皮膚科学会のサイト見ると、上記のQ&Aセクションには、「肌の乾燥のためにちょっとした刺激でかゆくなることもあります」とも書かれています。他に心当たりがなければ、やっぱり肌の乾燥がかゆみの一因である場合もある、と考えられます。
なお、肌と言えば、私は高校を卒業してお化粧を始めた当初は、自分が敏感肌とか乾燥肌とか考えたことは全くなく、普通肌用の化粧品を使っていて、何の問題もありませんでした。
でも、年齢と共に、つまり加齢で、適する化粧品も変わるんだな、というのは次第に気づいていきました。もちろん、生活習慣や環境で肌の状態も変わります。20代後半の時に、何気なく肌に割と優しいファンデーションを使ってみた時に、余りにも肌が楽に感じたので、目からうろこの思いでした。
何歳から、という境目は個人差もあるのでしょう。若い頃は「年配の人向け」の化粧水がベタベタしているように思えて、単純に気持ち悪く感じていました。
でも、四十路を迎えるまでには、ヒアルロン酸だのセラミドだの難しい用語や肌のメカニズムの知識がなくても、若い頃愛用していたサラサラの化粧水では、十分保湿できていないんじゃないかな、というのをそれこそ「肌で感じる」ようになっていきました。
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