少子高齢化

少子高齢化の怖い未来、いつまでも健康で働ける体作りは若いうちから

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1月6日放送の読売・日本テレビ系「ウェークアップ!プラス」で、日本が今後50年にわたって、高齢化が進んで、大変な世の中になっていく、という特集がありました。

ちなみに、今から100年後には、日本の人口は今のおよそ半分の5,000万人台になり、外国人に占拠されそうだとの推定も紹介されていました。

100年後は私はもちろん生きていない遠すぎる未来ですが、特集の中心だった2020年の東京五輪直後から深刻化する少子高齢化の話は、とにかく聞いていて暗澹とさせられるものでした。

向こう50年間に、人口に占める高齢者の割合がどんどん増え、高齢者の2割が認知症で、3軒に1軒が空き家になって、生活保護を受ける人が増えて、銀行が地方からなくなって・・・・・・と暗い話ばかりの未来年表のシミュレーションでした。

団塊ジュニアを少子高齢化の戦犯呼ばわりは筋違い

高齢化が進んでいくのは、団塊ジュニアが子供を作らなかったからだ、という説明がありました。そうかもしれませんが、団塊ジュニアが義務を果たしてないかのようなニュアンスで伝わったかもしれないのは、言葉不足だったと思います。

団塊ジュニアとは、1971~1974年までに生まれた第二次ベビーブーム世代を差しますが、彼らが大学を卒業した1993~1996年は就職氷河期で、正社員として社会に出ることすらできず、その後の人生でずっと低賃金を余儀なくされた若者たちもかなりいました。

生まれたタイミングだけで、キャリアや人生に天と地とも言えそうな差がついてしまったのは理不尽だ、と感じている人もいるでしょう。

こういう大変な思いをしてきた世代は、親の世代とはいえ、団塊の世代の雇用や役職の維持が優先されたがために、自分たちの就業機会が狭まってしまったと思わざるをえません。その団塊世代が一斉に年金生活に入って、年金や医療費が足りなくなると言われても、じゃあまた自分団塊ジュニア世代に負担が回ってくるのか、と警戒するだけかもしれません。

また、自分たちよりもすぐ上の苦労知らずのバブル世代についても、冷ややかな目で見ていたりします。お笑いのバブルネタを見ても、盛り上がれるのはバブル世代以上だけで、団塊ジュニアは笑えないかもしれません。

年金だけでは足りない、健康で働ける体作りは若いうちから

ともあれ、深刻すぎて目にしたくない問題も、いつまでも避けては通れません。年金などの社会保障が不足して大変になっていく、という危機の到来を、政治家はずっと昔から知っていたのに、選挙に勝てないから、痛みを伴う政策を尻込みしてきました。

国民年金を40年間保険料を払った人は、満額で毎月6万4,941円受け取れます。会社員なら厚生年金が上乗せされるから、もっともらえますが、自営業で国民年金だけ掛け金を払ったら、満額でもこれだけしかもらえません。

もし、年を取って働けなくなってから、毎月20万円の生活費で20年間生きるとすれば、物価の値上がりなしで4,800万円が必要になります。

一方で、税金等を一切考慮せずに、単純に国民年金が毎月6万4,941円支給されると考えると、20年間で約1,559万円になります。つまり、3,241万円不足します。

これではやって行けませんから、現役バリバリで働いているうちに、しっかり貯金をしておくか、個人年金に入るか、あるいは現役引退後の生活費をもっと少ない金額に切り詰めるかしないといけません。

もちろん、制度設計も実態に合わせて変わると思われますが、国の財政が膨大な赤字で極めて厳しい状況ですので、単純な年金給付の増額は難しいでしょう。現実的なのは、年金の支給開始年齢を遅らせることだろうと思われます。

したがって、65歳を過ぎても、健康で働ける状態でいるのが最善です。でも、そのためには、若いうちから食事に気をつけて、適度な運動をしていないと、65歳になる前に健康状態が悪くなりかねません。体作りは若いうちからです。



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