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両足180度開脚を目指すよりも大事なこと、股関節の前後の柔軟性を確保すべし

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ここ1年ほどでしょうか、両足を開脚してベターっと床につけられるようになることが大事、というブームみたいなものがありました。バラエティー番組で、国民的男性アイドルグループのメンバーすらも挑戦していました。

しかし、2017年11月12日の日本テレビ系「所さんの目がテン!」をたまたま観ていたら、スポーツ選手以外の一般人にとっては、両足を横に180度開脚するのを目指すよりも、前後の動きのほうが大切、という趣旨の話をしていて、「え、そうなの?」と驚きつつも納得の思いでした。

念のためですが、両足開脚は、それはそれで柔軟性が増すからいいこと、という位置付けでした。番組では、千葉県国際武道大学大学院の荒川裕志准教授という先生が登場して、「(スポーツ選手でない)一般の方にとって、開脚の柔軟性を高めることは、そこまでメリットにならない」と述べ、大事な動きは「ヨコよりもタテ」と話していました。

なるほど、と思い当たるフシが沢山ありました。日常生活で、前かがみになって物を拾ったり、持ち上げたり、階段を上り下りしたり、それより何より歩くという基本動作を考えただけでも、左右よりも前後の動きのほうが圧倒的に多いですよね。

私はスポーツ選手には程遠い人生を送ってきています。通っていたスポーツジムが何年か前に閉鎖になって以来、本格的にスポーツをする機会はほとんどなくなりました。それでも、今は大丈夫でも、将来だんだん足腰が弱くなっていくとか、運動不足だと血管も丈夫になれないとか、運動しないとがんも含めて生活習慣病のリスクが上がる、とかの話を最近よく耳にするようになりました。

そうなると、最低限の運動を何かしらやっていないと、将来恐ろしいことになる、と思えるようになりました。でも、お金もかけたくないから、取りあえずはタダでできることから始めています。具体的には、ジムでやっていたエアロビクスの一部を自宅でやったり、自宅の近くを毎日少し歩いたりしています。

股関節の柔軟性維持が大事、筋トレには「ランジ」をする

将来的に足腰が衰えないように鍛えておくに当たり、股関節を柔軟にしておくことが大事、という話を最近よく耳にするようになりました。上記の番組に登場した荒川先生も、「股関節は衰えやすい」と述べた上で、「股関節を柔軟にするストレッチと筋トレをする習慣を身に着ける」よう勧めていました。

先生によると、「体が硬いという状態は、関節の動く幅が狭いということ」であり、「筋肉が伸びなくなると、関節の動きを制限している」状態になる、とのことでした。そうならないために、筋肉を伸びやすくするためのストレッチをすべきなのです。

じゃあ何をすればいいの、と思いますよね。先生は「ランジ」を勧めていました。スクワットと並ぶ、ポピュラーな下半身の筋トレです。片足を大きく一歩前に踏み出して、その姿勢のまま腰を落とすようにすればいい、とのことでした。膝がつま先よりも前に出ないように注意しつつ、目安としては左右各10回ずつ行う、とのことでした。

なお、ここでの前後の柔軟性の話とは別に、スクワットも大事と聞いているので、毎日少しずつ実践しています。



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